フランス在住イラストレーターのmikinekoです^^
今日は朝から絶食して(朝食抜いただけ)ラボに血液検査に行ってきましたよ〜
フランスではお医者さんに行ったらその場で血液検査や尿検査、レントゲンなどやってくれないんですよ!じゃあ、どうするの?!
というところを今日はご紹介します^^
フランスで血液検査をする流れ
かかりつけ医に行かねば!
まず、日本で血液検査などの検査を受ける時は、専門的な物でなければ大抵個人病院などでも
受けることが出来ますが、フランスはそこから違うのです・・
歯医者の記事でも書いたのですが
医療を受けたら一箇所では済まない!
「処方箋」「処方箋」「処方箋」なんでも「処方箋!」の国なのであります。
ちなみに処方箋はフランス語で『Ordonnance 』といいます。
これがないと検査すら受けられないのです・・・(泣)
(かかりつけ医ではなく救急病院や、大きな病院に行った場合はまた別です)
今回、私の場合は風邪や具合が悪いというわけではなく
あまりにもPMSの症状が重く、ピルを飲んでいるのでそのための検査だったのですが、
例えば体調がものすごく悪くて、かかりつけ医に行ったとします(それすらも予約取れなくて困る時ある)
かかりつけ医では、問診、検温、血圧、触診などはやってくれるのですが
尿検査、血液検査、レントゲンなどはかかりつけ医が処方箋を書いて、
それを持って別の所へ行かなければいけません。
めんどくせぇぇぇ
しかも場所は指定されたりしていないので、自分で各検査をしてくれるところを探さないといけないのです。
信じられない・・・そんな元気ないよ・・(泣)
そして、血液検査といっても色々項目があり、
その項目もかかりつけ医と確認しながら決めていきます。
わからない場合は、一般的に必要な検査で・・といえば大抵その時に必要な検査項目のオーダーをしてくれます。
今回は、血糖値の検査(家系的に高血糖なんです・・)、ホルモン値、その他一般的な項目をオーダーしてもらいました。
ちなみに処方箋を貰ったからといってすぐに検査をしに行かなくてはいけないわけではないようです。
なぜなら、夫が健康診断のためにオーダーしてもらった血液検査の処方箋、
2年経ってもまだ行ってないんですよ^^;
それでもまだ有効らしいです。謎。
(※その後調べたら、流石に期限は切れてたみたいでまた新たに処方箋貰っていました。)
ラボを探して予約しなくちゃ!
さて、次にいきましょう!
処方箋を貰ったら近所のラボを調べます。
アンボワーズの場合は私の知っているところで2箇所あります。
https://maps.app.goo.gl/p3MRwdBqZgedfcui7?g_st=ic (google mapへ飛びます)
こちらは最近できたラボで、スーパーマーケットのintermarché のすぐそばにあります。
血液検査の帰りに買い物なんかも出来ちゃうので便利!
https://maps.app.goo.gl/TfiSfxmgegZH5Zhr9?g_st=ic (google mapへ飛びます)
こちらが今回血液検査に行ったラボで、毎回こちらにお世話になってます。
アンボワーズの中心街にあるラボで、けっこう混んでいることが多いのですが、
看護師さんの手際が良くて、
けっこう注射を失敗される「細くて逃げる血管持ち」の私の腕でも
一度も失敗されたことがありません^^
場所によっては予約が必要なラボもあるんですが、
今回私が行ったラボでは特に予約は必要なし。
なので当日朝、そのまま向かいました。
検査当日は絶食せねば!持ち物も確認!
検査当日は血液検査をする時まで何も食べてはいけません。
これは日本の健康診断と同じですね^^
なので、ラボは午前中の早い時間にけっこう混みます。
私は朝ごはんをいつも食べないので、混んでいる時間は避けて
11時頃に向かったので全然混んでませんでした^^
ラボのとなりにはこんな可愛らしいホテルが。
割と分かりやすい場所だと思いますし、
建物の目の前にも裏側にも駐車場があるので
車も停めやすく便利です。
中に入ると目の前にすぐこの赤い箱が見えます。
ここからチケットを取って受付を待ちます。
自分の順番になったら番号が表示されるので、
受付へ向かいます。
ここで絶対に必要になるのが
- 処方箋
- carte vitale(カートヴィッタル、保険証のようなもの)
- パスポート、IDカードなど
パスポートやIDは忘れてしまってもなんとかなるみたいですが(今回忘れたけどなんとかなった^^;)
処方箋とcarte vitaleは必須ですのでお忘れなく!
清潔でシンプルな待合室で順番を待ちます。
この日は私の他に3人いましたが、
座った瞬間に呼ばれたので、全く待つことなく処置室へ行けました。
看護師さんに名前を呼ばれたら、そのまま後をついて行けば問題ありません。
処置室へ行く廊下の様子。
天井がほっこり可愛らしい^^
古い建物の中のラボなので、こういうところも趣があって好きです。
さて、処置室に着いたら、まずは名前と生年月日を確認されます。
私はフランス語できないので、
えーっとえーっと・・ミルナフソン・・えー・・
とか言ってたら、苦笑しながら
これで合ってる?大丈夫よ〜とカルテを見せてくれました(笑)
いい看護師さんで良かった!
血液を摂った後は、止血のコットンを貼ってもらって終了です。
本当はそのまま帰って良かったのに、
夫が「カードを返してもらわないといけないから・・」と、待合室で何もせず待つこと30分・・
あ!カードかばんに入ってたわ(笑)
という可愛らしいドジもありつつ、ラボをあとにしました。
検査結果を確認せねば!
血液検査の結果は、ラボによって出てくる期間が違います。
大抵のラボは2、3日後にメールが届いて、
ラボのサイトを開き(大抵はメールにリンクがあります)コードを入力すると結果がサイト上で確認できるようになってます。
その結果は自動的に、処方箋を書いてくれたかかりつけ医の元にも送られていて、結果が悪かった場合は
かかりつけ医から電話がかかってきて受診を勧められるそう。
私たちはピルを飲み続けることが出来るかを知りたかったので、
血液検査前にすでに受診の予約済み、かかりつけ医から直接血液検査の結果を
詳しく聞きました。
心配していた血糖値も少し基準値より高いくらいで、ピルに関係する(血管が詰まる可能性が少しだけあがる)
コレステロール値も基準内!
無事ピルを飲み続けることが出来そうです^^
フランスでは日本のように、体調を崩したからといってすぐに必要な医療を受けられない事がたくさんあります。
しかも検査を受けるためにかかりつけ医やラボ、薬局などをはしごしないといけないことも。
なので病気になる前に、食生活や運動、睡眠などを見直して
予防をしていく事がとっっっっっっても大事なのです!
予防をしていく事がとっっっっっっっっっっっっても大事なのです!!
大事なので2回いいました。
だからこそ、アロマテラピーやホメオパシーなど不調を自分で調整していくような医療が発展しているのかもしれませんね^^
よし!今年は人間ドック受けるぞーーーー!(日本で)