【フランスの歯医者事情】フランスで抜歯をすることに!どんな流れ?何が必要?【体験談】

mikineko

皆さんこんにちは!フランス在住イラストレーターのmikinekoです!
実は昨日、抜歯をしてきました〜😭
めちゃくちゃ痛かったです。。。
日本とフランスとでは色々と違う部分があったので、
皆さんにご紹介いたします!

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フランスで抜歯をすることになったら。。。

抜歯って怖いですよねぇ・・ただでさえ怯えてしまうのに、

それが慣れないフランスでだったら・・・その恐怖は倍増します(泣)

どんな風になるのか先が読めないから怖い・・なのでぜひ私の体験記で恐怖を乗り越えてください!

mikineko

逆に恐怖が増したらごめんね🙏

フランスの歯医者事情はこちらをどうぞ❤️

もちろん歯医者によって対応や流れは違うと思いますが、

私の場合は次回の予約を取る時に、抜歯の日を決めて

色々と説明を受けました。

日本では薬や糸など全て歯医者さんの方で用意してあって、

そのまま受け取れるのですが、フランスでは全て自分で薬局に行って購入しなければいけません。(めんどくさ〜)

なので、処方箋を受け取り、抜歯の日までに準備しておいて下さいと念を押されます。

私がもらった処方箋には

・抗生物質(前日から飲み始める)

・下痢止めの薬(抗生物質で下痢になりやすくなるので)

・縫合用の糸

・消毒用マウスウォッシュ

・痛み止め(水に溶かして飲むやつ)

上記の5つを自分で用意する必要がありました。

糸が売ってない?まさかの薬局はしご

もっと早く用意すればいいのに、

私の夫はギリギリに行動する男。(フランス人はギリギリの人多い気がする・・)

月曜日の朝早くから歯医者に向かわないといけないのに、

土曜日の夕方に薬局に買いにいく夫😅(日曜日はお休みです)

全然帰ってこないと思ったらなんと5箇所も薬局をはしごしたと!

薬はすぐに手に入ったのだけど、糸がどの薬局にも売ってなかったそう。

これよくあるんですよね・・すぐ必要な薬なのに、

処方箋もらって薬局行ったら置いてないっていう・・

今回も結局糸を買うことが出来ず、でも薬局の人が言うには

「歯医者に必ず糸は常備してあるから、抜歯が終わって次回歯医者にいく時に歯医者に渡せばオッケーだよ」

とのこと。なんじゃそりゃ。

とりあえず、フランスでギリギリ行動は取り返しつかなくなることもあるんで、

皆さん控えましょう♪(お前が言うな)

薬でフラフラに・・そして胃痛!

まず、抗生物質と下痢止めは前日の朝から飲み始めます。

抜歯の感染を防ぐためにフランスではこれが通常らしいです。

薬を飲んで1時間後、なんと!目の前がぐにゃりとなってふらふらで立ってられなくなったんですよ〜!

少し横になったら治ったんですが、

私は薬に敏感で、効きすぎたり副作用が出やすいのですが

もう一回夜に飲んだときはまた1時間後に急に胸痛が!

でも左側ではなくて右側だったので心臓ではないと判断して少し様子をみると

どうやら胃が痛すぎて周囲の胸や背中まで痛いよう。

30分くらい苦しんだら自然と治りました。

その後は薬に慣れたのか平気になりました。

それと、前日から毎食後マウスウォッシュで口をゆすがないといけないのですが、

夫が説明書をしっかり読んでいなかったため

当日の車の中でマウスウォッシュ含んだまま移動しました(笑)

1時間以上・・

説明書はしっかり読まないといけないですね・・・

こんなグダグダでも抜歯は決行されました。

mikineko

我が家はしっかり者が1人もいないので
だいたいこんな感じでバタバタグダグダしています(笑)

抜歯当日の流れ

抜歯当日は家で薬を飲んで、しっかり歯磨きして、マウスウォッシュで口腔内の洗浄を済ませてから行きます。

それと言われたのが、しっかりと朝ごはん食べてきて!でした。

薬のこともあるし、何より抜歯後は本当にきちんと食べられなくなります・・マジで!

なので朝ごはんをしっかり目に食べていきましょう!

そして、歯医者で受付を済ませたら

抜歯の開始です。

まずは麻酔のクリームを歯茎に塗り込まれます。

それもさ、雑だからなのかちょっと痛いんですよね(涙)

グイグイと塗り込まれた後はすぐに麻酔注射。

痛いポイントではきちんと「ここはちょっと痛いよ〜」と言ってくれたので

その度に覚悟ができたので良かったです。

そして抜歯。

今回の抜歯は普通に抜くだけではなくて、中の神経があった根本の部分が折れてしまっていたので

歯茎を切開して根本が残らないように、顎の骨の部分を砕いて少しだけ取り除く必要がありました。

なので1時間くらいかかりました。

普通の抜歯はそんなに時間かからないので大丈夫ですよ〜!(ご安心を^^)

患部自体は麻酔がかかっていて大丈夫だったんですが、

なんせ雑だから!!

とても腕のいい素晴らしい歯医者さんなんですよ?

でも日本の歯医者を知っている私には雑に感じるのです・・・

私の口が小さいという問題もありますが、

器具を入れる時に何回も口の周りにぶつけるんですよね(笑)

それが地味に痛いし怖い!

サングラスは抜歯前につけられたもの。

あ、でも夫に聞いたら、

ほとんどぶつけられたことがないということなので

私の口の小ささが問題みたいです(笑)

ゆすがないし吸わない!飲むのだ!

日本の歯医者の場合は、

その場で口の中に溜まっただ液や血液を吐かせてくれるのですが、

フランスには口を濯ぐ機械がないんですよねぇ。

前回は治療の後によだれがすごいし口の中がジャリジャリだ!と訴えたら

治療に使う水を出す機械と吸引する機械で口の中を洗ってきれたんですが

mikineko

それでもジャリジャリだったんだけどね💦

なんと今回は、洗ってもくれないとな!!!!

じゃあ、自分で持ってきたお水を使ってトイレで濯いでもいいですか?

って聞いたら、

ダメだと!!

いやいやいや、もう信じられないほど口の中が骨のジャリジャリと血まみれで

とんでも無いことになってるんですけど?!?!

どうするのか聞いたら

「自分の血でしょ、飲みなさい」

・・・・・・嘘だろ?フランスサバイバルきっつーーーーー・・・

ということで、1時間は口を濯ぐのも

血を吐き出すのもダメと言われ、

こっそりとトイレで血だけ吐き出しました。

mikineko

耐えられなかったんや〜

実はこれには理由があって

ドライソケット といって、抜歯後の血の塊(血餅)がかさぶたのように穴を覆ってくれないと、露出した骨が細菌感染を起こして強い痛みが出てしまう症状があるんですが

血餅がきちんと出来るように強いうがいや、頻回のうがいはしてはいけないんです。

日本だと、一回軽く濯いだ後はそのままにしてくださいねぇと言われるんですが、

フランスでは血も骨も飲み込めと言われるんですね・・衝撃でした。

痛みが限界!!薬の追加方法

麻酔が切れてくるとどんどんどんどん痛みが強くなってきて、

最終的には眠ることもできなくなってしまいました(泣)

薬はもう全て飲めるだけ飲んでしまっていて、鎮痛剤は手元に1つもない状態に。

しかも鎮痛剤を飲んでも効かない・・・

一応強い薬なので、近くの薬局で処方箋なしで買えるものではありませんでした。

だけれども私の場合、歯医者さんはすごく遠い場所、

薬を処方してもらうためだけに行かないといけないの!?どうしよう・・・と、迷っていたんですが、

夫が歯医者に電話をしてくれて、薬の処方箋をメールで送ってもらうことができました^^

それを自分で印刷して、近くの薬局で強めの鎮痛剤を貰いました。

あんまりにも痛かったので、1回目の処方された鎮痛剤よりもさらに強いものを出してもらえました。

それぐらい本当に本当に痛かったです😭

どこの歯医者さんでもこのやり方をしてもらえるかはわからないですが、

もしちょっと遠くの歯医者さんに行っていたりだとかどうしても処方箋が必要な場合は一度通っている歯医者さんに問い合わせてみるとメールで送ってくれたりファックスで送ってくれたり、色々と対応してもらえるかと思います。

日本と比べると色々面倒だけど、意外と融通利かせてくれることもあるよね!

まとめ!フランスの歯医者をサバイバルするためには・・・

虫歯になる前に定期検診しましょう!

いや、もう本当・・声を大にして、さらに拡声器通して全日本人に伝えたい。

フランスの歯医者事情は大変だから、まずは虫歯にならないようにしようよ!と。

実は娘の虫歯が発覚したのに、歯医者の予約が7ヶ月後っていうありえない事態が起きまして、

結局日本に帰省した時に無保険で歯医者に行きましたよ・・

日本の歯医者、予約取れ過ぎ最高過ぎる😭😭😭❤️

日本の歯医者は控えめに言って最高過ぎます!!

我が家はもうこんな苦しみを味合わないためにも、

定期検診の予約を取ることにしました。

その予約も半年後ですけどねーーーーー!!

mikineko

といわけで、フランスでサバイバル中の皆さん、
これからサバイバル予定の皆さん、
虫歯にだけはならないように気をつけましょうね❤️

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