皆さんこんにちは♪
フランス在住イラストレーターのmikinekoです
今回はフランスの小さな町の蚤の市(ブロカント)に行ってきましたので、蚤の市で使えるフランス語と共に
ご紹介いたします!
ぜひ最後までお楽しみ下さいね😊
ブロカントとは?アンティークとブロカントの違い
フランスでは至る所でBrocante(ブロカント)が開催されています。
ブロカントというのは、
フランス語で「古道具」などを表す言葉で
リサイクルショップや蚤の市のことをブロカントと呼びます。
一つのものを丁寧に修理しながら使い続けるフランス人にはとっても大切な場所。
フランスに行ったら、ブロカントでステキなアンティークを買いたいなぁ♡
と思う方もいらっしゃるのでは??
実はブロカントと似たような意味の言葉アンティーク。
定義が違うんですよ!
ブロカントは先ほども言ったように古道具のこと。
それに対してアンティークは
「製造されてから100年以上経っている、工芸品や美術品など」のこと。
つまり、
100年以上経っていないものは「ブロカント」なんです。
ただ、明確に分かれているというよりは
なかなか手に入らないような高級品の古道具を100年経っていなくても「アンティーク」と呼ぶこともあるそうです。
私は、初めてフランスを訪れた時にたまたまやっていたブロカントに寄って、
ずらーっと並ぶ可愛い商品に心躍らせた思い出があります^^
あれも欲しい!これも欲しい!と迷いまくったんですが
ふるーーーーーーーい鍵を一つだけ買いました^^
見た目が可愛いこともあったんですが、
この鍵が誰のお家を守っていたんだろうなぁ・・と
物語を想像すると、
愛しくなってしまって思わず買ってしまいました♡
フランスで有名な蚤の市といえば・・
蚤の市で有名な場所といえば
パリが一番に思いつくのではないでしょうか??
でも、他にも有名な場所があるんです。
それはリールの蚤の市!
ヨーロッパ最大規模の蚤の市で、
2日間で200万人の人が訪れます!
すごい!!
全部まわろうとしたら、40時間かかるとか・・・
これは古い写真ですが、
リールの蚤の市を上から見た写真。
すごいですよね!
どの通路も人だらけ。
コロナ時代では考えられない密度!
この黒い何かの山・・
皆さん何か分かりますか?
正解は・・・
『ムール貝』
このように、リールの蚤の市ではムール貝をどこのレストランでも出していて
たくさんの人が食べるので
人気店は店の前に
「これだけの貝が食べられてるんだぜ✨すごいだろぉぉお??」
と食べられた貝を山盛りにしてみせつけます!
蚤の市というよりは
お祭りのようですね^^
リールの蚤の市はコロナで中止になっていたけど
また再開したらしいので
いつか行ってみようと思います。
その時は詳しくレポしますよ〜♪
全長2キロ!Bléréの蚤の市
さてさて、私たちが今回訪れたのは、
Bléréという小さな町の蚤の市。
通路の長さ全部足して2キロあり、
なかなかの大きさ
とっても寒く風が強い日にも関わらず
駐車場には多くの車が停まっていました。
まず最初に目に入ってきたのは
子ども向けの屋台やスナックスタンド。
綿飴屋さんのお姉さんの髪型がファンキーで印象的でした^^
野原のようなひろーーーーい場所が会場だったのですが、
軍用車?のような物に銃が!!
これもアンティーク??
それともテロ対策なのでしょうか?
でもこんな誰でも盗めるところに使える銃は置いておかないと思うので
アンティークの一種なのでしょう^^;
出てくる掘り出し物!戦時中の雑誌を購入
では、蚤の市にあった物を
写真でだだだーっとご紹介!
フランスではお馴染みの「Peugeot プジョー」のコーヒー豆挽き❤️
可愛いんですよね〜❤️
ちなみに義実家にもあります。
コーヒーは飲めない私ですが、
いつかこんな可愛いミルでコーヒー豆を挽いてみたいなぁ・・
どれくらい前のおもちゃなんだろう?
ブリキの素材が可愛らしい。
学校のイス!
幼稚園か小学校低学年サイズ
懐かしくなって思わずパチリ
古めかしいラジオ
次の写真の方が分かりやすいんですが・・
チャンネルの所に
「NICE」「STRASBOURG 」など地名が書いてあります。(あぁぁ、小さくて見えない・・ごめんなさい💦)
むかしはチャンネルではなく地名で分かれてたんですねぇ〜
しかもSTUTTGART というドイツの地名も!
ドイツのラジオも聴けたのかもしれませんね
アンティークっぽいブリキの車
汽車やバイクなど色んな種類がありました
ボウリングのピンも!
ピンの横にあるカラフルな小さいものは
「Jeu de quilles」という名前で
これもまた、屋外でも遊べるボウリング!
かなり昔からあった物らしいです。
これは有名な歌手の楽譜!
彼の名前はMaurice Chevalier ✨
戦前から有名な歌手でどれだけ有名かと言えば
フランスのフランクシナトラだそう!(夫談)
「えーーー!これはまさか!!」と
思わず激写!
これってあれですよね??
探検家が腰にぶら下げてる水筒ですよね??
本物だ!と思って興奮しました。
憧れてたんですよねぇ。
あとは、胸元から出す銀色のウィスキーなんかが入っている小さいボトル!
あれも憧れますねぇ
大物との戦いの途中に
ボロボロになった身体で
「・・これが飲み納めかもしんねぇなぁ・・お前も飲むか?」
って仲間と回し飲みしたいです。
まぁ、お酒飲めないし回し飲み苦手なんですけど。
フランスのブロカントや中古のお店で面白いのは
こういう誰かの写真や、実際に誰かが誰かに宛てた手紙も売っていること!
絵葉書なども、新品じゃなく
使用済みのものがたくさん手に入ります。
私は誰かのラブレターを買ったこともあります♡
この本はお菓子のおまけについてくるシールを貼るための絵本。
すっごく可愛くて買おうか迷ったんですが
少し高くて断念・・・
中にたっくさんシールが貼ってあったんですが、コンプリートされていないところが
リアルで、どんな子がこのシール集めてたのかなぁ??
と考えるだけで胸がキュンキュンします♡
後ろには落書きもありました^^
これすごくないですか?!
戦前戦後の頃の雑誌です✨
なんと、6冊で2ユーロ!
安い!!
表紙がおしゃれですね〜♡
後で調べたら、
ウェブショップで1冊30ユーロで売ってるのを見つけて、
お得だったんだなぁってびっくり。
これはまさに戦時中の雑誌!
1940年です。
戦時中でも、やっぱりオシャレは楽しみたいですよね〜
今見ても素敵な服だなぁって思います。
え?おしり丸出し??
いえいえ、おしり丸出し風ズボンを履いた
ムッシューです笑
さっきの雑誌を買ったお店の方で、
みんなにおしりを見せて笑いをとってました^^
写真撮っていいか聞いたら、
めちゃくちゃ喜んでくれました笑
ちなみに、私たちが行く前にはもっと雑誌の種類があったそうで、
「エッチな雑誌は午前中に全部売れちゃったよ!残念だったね!」
って慰められました笑
うーーーん、戦時中のエロ本。
見てみたかった!!
呪いの人形か?不気味な物も目白押し
皆さんは、
お人形は好きですか?
私はけっこう苦手なんですよね・・
実家にはフランス人形と博多人形が飾ってあって
子どもの頃は、夜に人形の前を通るときは
絶対に人形とは反対の方を向いて早足で通り過ぎてました。
未だにあまり好きではありません^^;
でも、ブロカントにはたっくさん人形が売っているのです。
ちょっと怖いなぁ〜とギョッとしたものを
いくつか写真に収めてきました!
このお人形さん、
何目的のお人形なんだろ?
怖くないですか??
子ども用なのかなぁ。
怖くてトラウマになるわ。
いや、もうこれ、
怯えさせるための物でしょ!
人形でもなんでもないけど
「なんこれ!!」と思わずパシャリ。
本当なんこれ・・・
生首赤ちゃんの・・
頭がパカッ
どういうモチベーションで赤ちゃんの頭の中に
物を入れたらいいのでしょうか。
実はこの他にも写真を撮ろうか迷った怖い見た目の物がたくさんあったんですが
なんと私のスマホの容量がなくなってしまい
すぐiCloudを利用し始めたんですが、
なぜか機能せず・・
写真撮影は諦めました😭
(しかも、帰宅後急に画面が真っ暗に!iPhoneのシステムトラブルらしく
全データを失うかもしれなかったのですが夫のおかげで全て残せました!ありがとう♡)
蚤の市で使えるフランス語(音声付き)
せっかくブロカントに来たなら
フランス語を使って楽しみたいですよね♡
というわけで、
ブロカントで使えそうなフランス語を集めてみました^^
音声付きなので、ぜひいっぱい練習してみて下さいね!
あ!それと、まずはお店の人に
Bonjour と挨拶をするのを忘れないようにしましょうね^^
C’est combien? いくらですか?
Ça fait combien? 全部でいくらですか?
C’est trop cher pour moi. 高すぎます。
Vous pouvez me faire un prix? 安くしてください。
Ça date de quand? いつの時代のものですか?
En quelle matière est ce produit ? 素材はなんですか?
Comment utiliser ça? どうやって使うんですか?
Est-ce que je peux prendre une photo? 写真を撮ってもいいですか?
Vous pouvez emballer dans du papier? 紙に包んでもらえますか?
買っても買わなくても、
お店から離れるときは
「Merci au revoir! ありがとう、さようなら」と必ず言いましょうね^^
間違っても大丈夫!
挑戦することに意味があるのです!
楽しみましょう♪
フランスで蚤の市を楽しもう♪
皆さん、フランスのブロカント楽しんでいただけましたか?
まさに「一期一会」なブロカント。
行く時間や日にちによって売っている物が違うので
宝探しに行くようでワクワク。
例え欲しいものに出会えなくても、
ブロカントの雰囲気や、
「えー!こんなものまで売ってるの??」という驚きで楽しめちゃいます^^
ちょっとドキドキしてしまうかもしれないけど、
元気にボンジュール!と挨拶をしてぜひフランス語にも挑戦してみてください♡